2026/09/24 05:28

第8話 物語のあるコーヒーシリーズ ☕️
\7/20(月)20時オンラインにて発売開始/
「夏の夜の始まり。」は、こんな物語から生まれたコーヒーです🎆☕️
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夏の夜の始まり。
「物語のあるコーヒー」シリーズ。第8話は、 夏の夕方をテーマにしたお話です。主人公はいつもの女性。今回はどんな物語なのでしょうか。
私は、夏の夕方というものにわくわくする。夏はどの季節よりも夜が長く感じるし、夕方の時間は、夜が始まる前のボーナスタイムのような気がして、「これから何して遊ぼうか」という気持ちになる。大人になってもこの感覚が抜けない。
社会人になりたての頃、少し早く仕事が終わる日は、決まって会社の同期と遊びにいった。今思えばなかなかの距離だったけれど、自転車のペダルを漕ぐ足取りはどこまでも軽かった。コンビニでお酒を買って、大きな川沿いの土手に座って、他愛もない話を何時間もした。肌を撫でる夕暮れのぬるい風、夕闇に響く虫の声、堤防の草の匂い、プッシュと弾ける缶ビールの音。全てに心が踊った。
月日が流れ、会社の同期と会う機会はすっかりなくなってしまった。それでも、毎年この季節になると、どちらからともなく「懐かしいね」と小さなメッセージが届く。あの日々の記憶は、今も変わらずお互いの心に鮮やかな色彩を残している。
大人になることで青春が遠のくのか、それとも忙しい日々ゆえに青春っぽいことをする時間を取れないのかよくわからない。でもこの季節がくるたびに、私の心は懐かしさとわくわくでいっぱいになる。
ベランダに出て、傾く夕日を眺めながらCAFFE IL BOSCOの「夏の夜のはじまり」にそっと口をつける。コーヒーの軽やかな味わいを感じると同時に、私の中で青春のスイッチが入る音が聞こえた気がした。
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